消費税法

税理士試験(消費税法)合格答案を作成する為の戦略



こんばんは、ミントです。

すったもんだの末に2018年8月に受けた消費税法に合格することができました。

折角なので、どういう風に答案を作成したのか詳細に記載してみたいと思います。
一応ですねガムシャラにやったわけではなく、戦略を立ててやったんですよ。

ちなみに受験した日の感想はこんな感じ。

時間配分は上記記事にも記載しましたが、計算約75分、理論約45分です。
どうしてこういう配分にしたのか、どういう順番で解いたのかを大公開っ!!

試験前に考えた戦略

理論と計算どっちから解く?

消費税法はとにかく時間がない試験で、理論と計算、どちらからやるかを試験前に決めました。

普段の答練は・・・実は計算と理論は別々でやっていたのです。
連続して2時間の答練時間が取れないことが多かったのと、通信の場合は時間は把握するけど基本は全部埋めてから提出しろ、と言われていたので。

で、私はだいたい計算80分、理論60分、計140分がデフォルトでした。この時間は提出シートなるものに記載します。

いつもいつも、コメント欄に「時間がない!計算のスピードが遅い!」と愚痴りコメントを入れては、採点してくれた講師に励まされていました。

そんな私が理論と計算のどちらからやるか、これは非常に重要なポイントです。

大原の方は知っていると思いますが、直前期に「最終チェックテキスト」を貰うんですけど、そこに「合格答案作成分析」なるものが掲載されているんですね。

合格者はどういう順番で解いているか、どの問題にどれくらいの時間をかけているのか?

その結果、「計算⇒理論1⇒理論2」の解き方が合格率が1番高く、次いで「理論1⇒計算⇒理論2」でした。私は計算の方が得意なので、理論をおろそかにしないように、また、計算を間に挟むことにより手の休憩になると講師が言っていたので、「理論1⇒計算⇒理論2」で解こう!と決めていました。

また、計算にかける時間は70分まで!とも決めていました。
70分を超えるあたりから合格率が少しずつ減少していくらしいので。

そう、合格者の戦略に習うのがベストです。

解答ポリシー

白紙は絶対に作らない。
どんな問題でも何かしらの爪痕を残す。
ウソは書かない。

私、実は税理士試験についてあまり詳しくありません。
加点方式なのか、減点方式なのかすら知らないんですけど、法律の理論を書くときに明らかに間違えていることは書いちゃダメだよね、と思っています。

なもんで、分からない問題でもトンチンカンなことは書かないようにしようと決めていました。
そして、分からないなりにも正しい結論と理由、申告書関係はいつまでに提出か、ということだけは書こう!1点でも多くもぎ取るぞ!エイエイオー!みたいな感じで本試験に突入したのです。

本試験直前にすべきこと

これは皆がやっていることですが、敢えて書きますね。

受験地と受験番号を記載しながら解答用紙をガン見。
2018年の消費税法は、理論の問題用紙が多いのなんのっ!計算用紙は専門学校の予想通りに「簡易」と「原則」の2問構成でした。

私の時間配分は、理論50分、計算70分予定だから、簡易に30分で原則に40分かな・・・しかし、理論の枚数がやたら多いけど50分で足りるのか?なんて考えていました。

問題と周囲の状況により作戦変更

試験開始の合図で、まずしたことが全部の問題に一通り目を通す事。

理論1は納税義務の免除のかぁ、答練と同じだな・・・と読み進めたところ、え、、、(2)って何よ?確定申告書?あー、知らんわと少しうなだれる。そして理論2は案の定な事例問題が4問。

4問ってことは、1問5分で計20分だから、理論1にかけられる時間は30分。

なんて考えていたら、私の周囲の方々が次々と電卓を叩き始めたっ!!
どうやら皆は「計算から理論」戦略なんだな、と。

これはマズい。
周りで電卓カチャカチャやっているのに私だけカリカリ理論は書けん!また、周りがシーンとしているのに私だけ電卓カチャカチャは気まずい!ということで、予定変更。

「計算⇒理論1⇒理論2」の戦略にアッサリ鞍替えしました。
一応、理論1(1)は理サブの番号だけうっすらメモる。

計算難易度低によりまたまた作戦変更

ということで計算から解き始めたのですが・・・

簡易の問題数が少ないっ!!
このパターンは答練であったんですけど、その時の解説で講師がこう言っていたのです。

「簡易が簡単な場合は、皆納付税額まで合わせてきます。特例も書けるだけ書いて点数を積み上げましょう!」

ひえーっ!!納付税額まで書かなきゃ!特例全部書かなきゃ!
という一心で問題を解き、気が付けば約40分を費やしていた。

やばい、やばい!と急いで問2の原則へ。
もはや問題を吟味している時間の余裕はなかったものの、答練とソックリな問題だったから悩まなくて済んだのはラッキー。

課のみ・非のみ・共通の区分も素直で簡単で、やばっ!これも納付税額まで書かないとダメパターン?と必死に仮計表を作成。リースの税率でちょっと迷ったけど、5%に区分けしている時間はないから8%でいいや!という判断が功を奏し、分類は全部出来ていました。

解答するにあたり、仮計表の作成が完了したら、私は売上返還や貸し倒れ、中間など、確実に点が拾えそうなところから手をつけ、後は必死に転記するのみ!

時計を見たらもうすぐ70分が過ぎようとしていたけれど、これは納付税額まで書かないと受からないパターンだし75分まで粘れ!と私の心会議で決定し、一括比例配分方式の計算ははしょって、納付税額までとりあえず出しました。

理論難易度高、時間なしの戦略

ということで、理論にかけられる時間が40分程度になってしまいました。

とりあえず、問題1(1)の納税義務の免除の特例は、「課税事業者の選択」「特定期間」「高額特定資産」の3つで時間的に限界。「新設法人」「特定新規設立法人」を書いたら時間もないし、そもそもにこの2つは必要なのか?とちょっと疑問に思ったのでスルーすることに。

問題1(2)の確定申告書は書けない!
原則⇒末日の翌日から2か月以内
例外⇒個人事業主は3月31日まで
と端的に書いて終了。

一応、個人事業主が死亡した時とかもチラッと頭をよぎったけれど、記憶が曖昧だから嘘は書きたくないし時間もない。最低限の原則と例外は書いたからヨシ!と開き直って事例問題へ。

ただ、確定申告書が2行しか書けなかったお陰で事例を解くことができたともいう。

さて、最後の事例問題ではあるものの、残り時間は20分を切っていました。
1問あたりにかけられる時間は4分!問題読んでいる時間ないし!!

ってことで、問題文を流し読みし、結論を1行で書き、その理由も短い文章で書いたら次の問題に進みました。中途半端な文章は印象が悪いので、1文は短めに、時間があったら後で追記する、という戦略にし、なんとか4問解ききりました。

ただ、任意の中間申告書を提出する旨の届出書を提出する理由を書くときに、どうまとめたらいいのか悩みました。この時点で残り時間1分です。

うーん・・・24万円以下ってどう説明したらいいんだ!と考えていたら、ふと天使が舞い降りてきたので、ラスト30秒で舞い降り文章を急いで書いて時間終了。

ボリュームに救われた

理論をまともに覚えられなかった私にとって、逆にボリュームのある問題に救われた気がします。結局、私は2時間以上の時間があっても、2時間で仕上げた内容しか書けなかったし。

個人的には、事業者向け電気通信利用役務の提供の意義からの消費者向け電気通信利用役務の提供の指摘、が加点事由だったんじゃないかな?と思っています。

後は、字が汚すぎて「所轄税関長」と書いたところを、採点者の方が「所轄税務署長」と読み間違えてくれたんじゃないかな?と。

ちなみに全国統一模試のですが、私の字はこんな感じでミミズがのたくっています。

本試験も似たような・・・もっと酷い字かもしれません。
ということで、字がキレイとか汚いとかは合格には関係なさそうです。

私の2時間はこんな戦略と葛藤と心会議で終了しました。



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